淡路島(第一日)
旅行日:2004年6月12日-13日

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二日目

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今まで、何度も淡路島には行っていますが、宿泊したことはありませんでした。
なもんで、今回が初めての一泊旅行となります。んが、「雨を呼ぶ男」改め
「異常気象を呼ぶ男」 季節はずれの台風4号が接近しているという情報が水
曜日に飛び込んできました。金曜日は、前途を祝福(?)するかのような大雨と
強風。お約束を裏切らない男 ← 裏切りたい...

明けて12日。京都はなんとか曇り空となりました。天気予報でも兵庫県南部は
曇りのち晴れ。京都駅経由で(一名、そこでピックアップ)京都南から名神高速
に入ります。順調に中国道へ。ところが宝塚あたりから、雲行きが怪しくなりだ
し、山陽道に入る頃には、雨が強くなってきました。その後、淡河のあたりで一
度雨が弱くなったのですが、布施畑あたりから、本格的な雨になってしまいまし
た。舞子トンネルを抜けても、雨がさらに強くなり、明石大橋のトラス部分が見
えないような状態になりました。淡路SAからも、橋が見えないような状態で、
今までで一番コンディションの悪い、淡路島となってしまったようです。

晴れていれば、花さじきなどに行く予定だったのですが、雨だったため、とりあ
えず「奇跡の星の植物館」へ向かいます。紫陽花や花菖蒲といった和風の花も、
蘭などに負けず、きれいですね。こういった植物園で紫陽花などがメインの展示
って、あまり見たことがないので、結構新鮮でした。

外に出てみると、雨が弱くなっていたので、百段園に向かいました。植物館同様
「あわじ夢舞台」にある施設で、正方形の花壇が、斜面に並んでいるという形態
になっています。晴れていると、海の青と一体になったすばらしい風景が眺めら
れるのですが、それでも十分綺麗な景色を堪能することが出来ました。

続いて、津名にある「静の里公園」へ。もともとは静御前のお墓があるところな
んですが、ふるさと創生資金の1億円で購入された金塊のある場所としてのほう
が有名かもしれません。
金塊は、入館料100円の「資料館」に展示されており、自由に触ることができま
す。平成元年3月の購入時点では62.696kgだったものが、その後の金の値上がり
で子供が生まれ、現在は107.181kgとなっています。あまりにも重いため、約50
kgの延べ棒2つとして、展示されています。ちなみに資料館の中にあるのは、こ
の「金塊」とガイドさんの写真(ここを訪れた観光バスのガイドさん)くらいと
実に、潔いよいものです。

その後、パルシェ香りの館で、お茶をして、北淡ICで後発隊をピックアップして
本日のお宿に向かいます。

本日のお宿は、丸山漁港・魚彩館の真正面にある 民宿 いずみ丸 さんです。
建物の外装はあまり綺麗ではありませんが、部屋の中はなかなか清潔です。お風
呂は男女兼用で一つ(もう一カ所浴場はあるようなので、夏期などは男女別にな
るのかも知れません)となっており、中から鍵をかけて使う形になります。お風
呂は、うずしお温泉という温泉で、少し離れた源泉からタンク車で運ばれてきま
す。それをボイラーで加熱循環されているようです。炭酸水素ナトリウム泉とい
うことで、すごくぬるぬるした泉質です。

そうこうするうちに、夕食です。目の前が漁港。期待がふくらみます。

結論。期待以上でした。量・質とも最高! 都美人のお酒「生麗」とも、非常に
マッチして大満足。正直食べ過ぎました...

懐石料理のような、メニューじゃないんで、出たものを列挙してみます。
・蛸の子の炊き合わせ(with あわび)
・鱧肝の佃煮
・サザエ
・鱧の天ぷら
・鱧小鍋(鱧とタマネギなど)
・アワビの陶板焼(まるごと1ケ)
・生ウニ(1ケ分は十分あった)
・みそ汁・ご飯
−−−ここから大皿料理−−−
・鯛の宝楽焼(サザエ)
・カレイ活け作り
・アジ・キスお造り
・鱧 湯引き
・伊勢エビ 活け作り(5人で2匹)
・アワビお造り

なんというか、海の幸オールスター勢揃い!といった食卓です。これで1泊2
食付きで1万5千円。お酒入れても、一人1万6千円で収まりました。いやあ
おいしい、量も十分(すぎる)でこのお値段。お宿の方もすごく親切。窓の外
は、すぐ漁港。すばらしい宿でした。ネット上で評価高いのがよくわかります。

大満足の初日でした。

二日目

(by たぬちゃん)