難波弘之さんについて


一般の人にはあまり有名ではないかもしれませんが、キーボード奏者アレンジャーそしてSF作家でもあったりします。現在はセンスオブワンダー(キーボード・ベース・ドラムのユニット)と野獣王国というユニットで活躍されています。

いわゆるプログレに属するような、変調子のややこしい曲ばかりです。正直コピーするにはかなりの実力が必要と思います。

また難波さんのプレイスタイルは「タンス」に囲まれてプレイするタイプ(シンセをタンスのように積み上げる)です。野獣王国では6台(もちろん音源ユニットは別)、SOWでは10台以上を使っています。まあ初期のジェネシスなどを思い出してもらえば...

私が難波さんを初めて知ったのは、NHK教育の番組でした。そのときにシンセを積み上げる姿に憧れたのが私がシンセにはまる原因となりました。難波さんが当時メインキーボードとして使用していたのがカシオのCZ−5000。当然ながら私も
CZ−5000を購入しました。でも同じ音はでないんですよねえ。腕の差ももちろんなんですが、エフェクター類の差が大きかった。そう、難波さんはエフェクターも目一杯多用してます。だからまわりが箪笥になっているんですね。

小室哲也なんかも当然エフェクターかけまくっているんですが、すべてバックステージにおいてお客さんからは見えないようになっています。(初期のTMではもっと前面にでていたように思いますが)だってねえ、あの音をEOS単体で出している訳がなかろうに...

.