<3日目> 今日は大金持ちになる日である。そんな我々を祝福するかのように太陽も出ている。今日の行程は以下の通り...
・競馬で大もうけする
・PCを購入する
・夜は北京ダックで乾杯!
もう完璧な計画である。そう計画は完璧だったはず...どこにも間違いの入る余地はなかったはずだった...でもなぜか気が付いたら夜は北京ダックでやけ酒になっていた...途中はもう思い出したくもない...
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香港の競馬は1−3着までを完全に当てるというもの。従いほとんどのレースで万馬券(十万馬券)が飛び出す。一攫千金が約束されている我々も当然そういうかけ方をするのであるが...3レースを終わった時点で私はメゲた...全然当たらないでやんの(←とーぜんである)
そこで方針転換。複式で細かい運を集めて大きな運へとする! ちなみにMは「細かな運を使うと大きな運は来ない!」ということで大穴狙いを続ける...まあいずれにしても香港の馬を知らない我々にとっては、ほとんどゲームセンターのコインゲームのようなかけ方しか出来ないのであるが...もしくは私のように「この芦毛の馬、なんか気に入った」という理由で賭けるか...
5レース目...4コーナーを回った時点では私の買った馬券と順位がドンピシャリ! そのままゴールしてくれたら10HK$が99990HK$になる! 声も出ず見つめる私...ゴールしたとき、1−2−4となっていた...ゼロ...燃え尽きてしまった...
一応我々の名誉のために書き添えておくと、トータルでは収支トントンとなっている。ただ大もうけするつもりだった我々にとっては敗北である。
予定を変更することを余儀なくされた我々は、ビクトリアピークを目指すことにした。昨年は雨が降っていたが、今年は逆に暑い!頂上に着いたときには、私のTシャツは汗がしみこんで、絞れるような状態になっていた...今回は三脚も持って上がって写真をとったのであるが...なぜか三脚なしでとったほうがきれいに写っていた...
夜は予定通り北京ダック...日本と違い単位が「一羽」である。しばらく待っていると、こんがり焼けた北京ダック一羽と大量のパン(っていうか豚マンの皮のようなーなもの)が我々の前に現れた。と、おもむろに皿を角にたたきつけて割り、包丁を研ぎ出す。おおっ!本当にやるんだ! 我々の前にはどんどん切り分けられた皮(というかかなり肉も付いていた)が積み上げられていく...日本じゃ2−3切れしか食べられないのにね。でもあんまり量が多いと飽きてしまうってのも事実。北京ダックを食べるときは4−5人で行きましょう。教訓です。
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