たぬちゃんの香港旅行Vol1
・1993年7月31日 どさくさまぎれで申し込んだ香港旅行の出発日だ。海外旅行も飛行機に乗るのも2年前のオーストラリア旅行以来... 朝、6時過ぎの各駅停車で新大阪に向かう。途中高槻で同行する友人と合流。新大阪からはリムジンバスで伊丹国際空港へ。 オーストラリアに行った時は、ここでトラブルが発生したんだなと思い出しながら、JTBのカウンターへ。さすがに今度は何事もなく受付をしてもらえる。 ここで7時40分。フライトは10時なので、まだまだ時間が有り余っている。 しかしさすが天下のJTB! 自由時間にはしてくれません。空港内の会議室に連れ込まれて、香港旅行の諸注意を10分ほど。その後、土産物リストを配ってすぐに申込を開始。私たちはなにも申込をしなかったが、かなりの人が申込を行っていた。 フライトは順調。といいたいのだが、当日はかなりの雨が降っており、上空も荒れ模様となっていた。そのため、飛行機はかなり大回りをすることとなり、一度長崎五島列島のあたりまで北上しそこから沖縄へ南下するという変則的な航路をとった。おかげで香港到着は30分遅れ... 飛行機から降りるときにフライトアテンダントのかたに「この時期の香港で雨が降るのはめずらしいし、明日には晴れるでしょう」といわれたのだが、結局この予言ははずれることになる。 空港団体専用出口で無事ガイド氏と落ち合うことが出来たが、このガイド氏がくせ者。一応日本語は話すのだが、肝心の語尾があいまいなため、最終的にYesなのかNoなのか判然としない。まあ別になにかしてもらおうとか考えていなかったので(オーストラリアで慣れてしまった)なんとかなるだろう。 まずは空港からマイクロバスでEATON HOTELへと向かう。途中の交差点で交通事故が発生しており、大きな声でののしりあうのが聞こえる。このあたり日本とはかなり違う雰囲気である。ホテルについてバスから降りた私を襲ったのは猛烈な臭いだった。漢方薬のような強烈な臭いが私の脳天を襲った。この臭いと人の多さに思わず「来るんじゃなかった」という感想が頭をもたげる。第一印象は最悪だった訳だ。でもその割りにはすぐに慣れてしまったのが、不思議ではあるが... ホテルに荷物を置いてまずしなければならないのは、3日目の行程の検討である(2日目は半日ツアーがついていた)。広州に行きたかったのだが、丁度土曜日だったためビザの申請が出来ないことがわかり断念。 2つめの希望コース「マカオでもうけてパソコンを買おう!」でいくことにした。自分でチケットを購入してマカオへ渡ってもいいのだが、帰路のチケットがなかなかとれないという噂を聞いていたので、ツアーを利用することにした。JTBを経由して申し込んでもいいのだが、あのガイド氏と話をするのは非常に疲れそうなので、自分たちで「パンダバス」で申込を行うことにした。この事務所を探してかなり歩きまわることになったのだが、それはそれということで:-p 初日の夕食はEATON HOTELの地下にあるレストランでとることにしたのだが、ここの店員さんは「日本語も英語もダメ」だった。ということで身振り手振りで注文することに... 値段のわりにおいしくなかったという記憶だけがある。 |
初日 2日 3日 最終日 |