たぬちゃん 感想 またもや母親と一緒のコンサート。例によって「追加公演」となっており
ます。最近は追加公演しか行ってないような気がするな...
ツアータイトルである「日本妖精伝」は本来なら2001年の秋には発売にな
っていたはずのアルバムのタイトルでした。小説「精霊流し」の著述によ
り結局キャンセルになってしまい、ツアーだけが始まったという不思議な
ものです。
オープニングはすごく珍しい曲。多分初めていったコンサート以来ではな
いでしょうか。「きみのふるさと」 これはやっぱり坂本さんのクリアな
ギターの音がないとおもしろくないですね。もう一回「亀山社中」の演奏
を聞いてみたいような気になりました。
このオープニングではもう一つハプニングが...ナイルの流れを象徴す
るようなドライアイスの煙が幕があくと同時に大量に流れでてきたんです
が、そのせいか最前列のお客さんの視界がゼロになってしまったようで.
まあここまではよくあることなんですが、さすが大阪。「見えへんがな!」
という大声が会場全体に響き渡り...さださんも笑い出しそうになるの
をこらえながらの演奏でした。
「雨やどり」は実は予定になかった曲らしいです。よく「予定になかった
曲ですが...」といいながら実際には準備されていることがありますが
今回は本当に「予定になかった」ようです。間奏の直前でさださんと宅間
さんが何事が打ち合わせ。どうやら小節数の打ち合わせだったようです。
宅間さんがいるから出来るアドリブですよね。
「勇気凛々」と「瑠璃光」は新曲。「瑠璃光」は奈良を歌った曲というこ
とで「今まで奈良を歌うと、がなってばかりだったので、しっとりと..
はならなかった」ということで、絶叫調の歌です。なぜ薬師寺の静かなた
たずまいからこのような激しい曲が出来るんでしょうか?
「償い」もコンサートで聞くのは非常に珍しいです。車運転しながらは絶
対聞けない曲ですね。でもこの時点では、この曲がこんなことになるとは
夢にも思っていませんでした。
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