さだまさし 奉納コンサートin平安神宮
2003年8月17日(日)
開演:午後6時
終演:午後9時
<曲目>
(さだまさし) 1.道化師のソネット 2.いつも君の味方 (佐田玲子) 1.旅人よ〜千年の橋 2.ひとりじゃないよ 3.風待ち (チキンガーリックステーキ) 1.秘密 2.やさしい風 3.STAND BY ME 4.Let's Go To the Live! 5.ときめくかけら |
(さだまさし) 3.案山子 4.関白宣言 5.昨日・京・奈良・飛鳥・明後日。 6.精霊流し 7.無縁坂 8.秋桜 9.北の国から 10.償い 11.未来 12.もうひとつの人生 13.祇園会 14.まほろば EC.風に立つライオン |
<たぬちゃんの感想>
「芸能人さだまさし」の面目躍如といった感じで、平安神宮奉納コンサートが開催され
ました。私にとっては、薬師寺以来の野外コンサートです。薬師寺の時は雨の心配がな
かったんですが、今回はお昼から降ったり止んだり、すっきりしません。
今回の席は前から6列目くらい。でも右端のほうだったため、ほとんどスピーカーしか
見えない場所でした。これだったら後ろのほうでもいいから、もう少し真ん中辺に座り
たかったな。
コンサート開始前に、平安神宮の宮司さんによる舞台・観客への御祓いがありました。
オープニング曲は「道化師のソネット」野外とはいえ、静かなスタートです。で、さだ
さん、二曲歌って引っ込みます。佐田玲子さん、チキンガーリックステーキと「さだ企
画」が誇るアーティストが登場します。チキガリの「秘密」、さださんと歌い方が違う
んですが、なんか切なさはさださん以上かも知れません。
再びさださんが登場され「案山子」で後半スタート。その後ヒット曲が続きます。確か
にいつものコンサートに比べて「初心者」が多かったようですし、そういった方へのサ
ービスだったんでしょうね。京都のお客さんはおとなしい方が多いです。ということで
「北の国から」もあまり声が出ていませんでした。
神様の前で聴く「償い」 人を赦すということの難しさ、どれだけ自分を強く持てるの
か。でももしかしたら、もっと難しいのは「自分を赦す」ことなのかも知れません。
「祇園会」この曲を平安神宮で聴くことができるとは思いませんでした。人は一生のう
ちに数え切れない程の出会いと別れを繰り返します。「会いたい」でも「会うのが怖い」
そういった人は誰にでもいるのではないでしょうか? 会いたくて会いたくて、すごく
切ないけど、なら会ってどうしようというのか? 永遠に答えの出ない問題なのかもし
れません。
7000人もの人が集まったコンサート。いろんな思いが交錯していたことと思います。は
たして平安神宮におられる神様は、どのように思われたでしょうか。
(by たぬちゃん)