恋文
なら100年会館
2004年11月13日(土)
開演:午後6時05分
終演:午後8時50分
<曲目>
1.決心〜ヴェガへ〜 2.道化師のソネット 3.僕にまかせてください 4.檸檬 5.北の国から 6.関白宣言 7.Close Your Eyes 毎日がクリスマス(C・G・S) 8.春爛漫 9.愛 |
10.主人公 11.恋文 12.祇園会 13.黄昏坂 14.人生の贈り物〜他に望むものはない 15.ちいさなおばあさん 16.ふたつならんだ星〜アルビレオ〜 17.舞姫 18.まほろば EC.遙かなるクリスマス |
<メンバー>
ギター 石川鷹彦/ベース 岡沢 章/パーカッション 川瀬正人
マリンバ・パーカッション 宅間久善/ピアノ 倉田信雄
コーラス チキンガーリックステーキ(C・G・S)
<たぬちゃんの感想>
今回のツアー日程は、関西に優しくなく土日に絡んだのは、この「なら100年会館」だけでした。
会場も初めてなら、今回はいつもの母親だけでなく「さだ初心者」の叔母も同行することになりま
した。
なら100年会館は、JR奈良駅に隣接しています。通常、開場前は、建物外で待つことになります
が、この会館の場合、建物内に入ることができます。だもんで、事前にグッズ購入ができます。フ
ェスなどでは、大混雑するグッズ売り場ですが、楽に購入できました。
またこの会館、すごく不思議な造りになっており、2階席(私たちは2階席だった)というのに、
通常の会館の3〜4階席くらいの高さがあります。前列との高低差がかなりあり(1m以上)その
ため、舞台を見下ろす形になります。従い、すごく舞台が見やすい反面、高所恐怖症の人には、お
すすめできない会館です。
さて、コンサートは「愛」のリフレインフレーズが流れスタート。(この部分はCDというか録音音
源だった)「決心」を歌ったところで、まずは軽く挨拶がありました。で、そこからは比較的ヒッ
トした曲が3曲続き、ツアーテーマの発表へ。やはり地方会場だからか、メジャーな曲が続きまし
た。今回のテーマは「想像力」ということです。
5曲目に「北の国から」 やはり地方では声が小さくなります。年金問題など「歌い手はおかしい
と思ったことを伝える義務がある」というMCをはさんで「関白宣言」一番の盛り上がりを見せます。
ここまでチキンガーリックステーキの3人がコーラスを担当していました。
MCの間に3人が舞台から消え、しばらくして6人に増殖(おい(^^)してさださんの紹介がありまし
た。チキンガーリックステーキは6人がフルメンバーですが、それぞれ別の仕事を持っているため
土日以外は、全員そろわない。今日は土曜日なんでラッキーとのこと。なお「なぜコーラスは6人
じゃなかったのか?」については「6人もコーラスがいたら、うるさい!」とのこと。
チキガリが「さだまさし」を歌うアルバムを出した。ということは、さだも一緒にできるではない
か! でClose Your Eyesをアカペラで。さださんのアカペラも、なかなか楽しいですね。
さださんが着替えに戻っている間、チキガリオリジナル曲。でさださんが戻ってきて「春爛漫」
ここでチキガリが退場し「愛」「主人公」と「聴かせる」コンサートになります。新しいアルバム
である「恋文」から新曲をこれでもか! と続け、「舞姫」そしてやっぱり奈良といったら、これ
でしょう!「まほろば」で本編が終了しました。
アンコールは「遙かなるクリスマス」 この曲を初めて生で聴きましたが、さださんの心の叫び。
胸に直接響きます。曲が終わった後の一瞬の静寂。その後、万雷の拍手。これ以上のアンコールを
求める気にはなれない。そのくらいの迫力で迫ってきました。とある友人が「ロックコンサートよ
り、迫力がある」といっていましたが、まさにその通り。全身全霊を込めて、絶唱するさださん。
この曲を聴けただけでも、十分満足です。
(by たぬちゃん)